こども記者クラブについて

四街道の「こどもたちがつくるまちのメディア」

四街道こども記者クラブは、千葉県四街道市内に在住、在学している小学生、中学生が中心となって、地域のメディアをつくる活動です。四街道こども記者クラブは活動を通じて、自分たちの暮らす地域のこと、自分たちを取り巻く生活環境や社会状況のこと、今まで普通や常識といわれていたものを、改めて見つめ直したり、時には批判的に捉え直したりしながら、情報を発信していくことを目的としています。

こどもたちの興味や関心、疑問を育み共に形にしていく

四街道こども記者クラブでは、「こどもたちがつくるまちのメディア」というコンセプトと同時に「こどもたちと共につくるメディア」というプロセスを大切にしています。可能な限り、参加するこどもたちの視点や意見を大切にしながら、自発的に楽しく活動できる環境づくりを心がけています。取材先やテーマを大人たちから事前に与えるのではなく、こどもたち自身の興味や関心、疑問を持ち寄り、対話を重ねることで企画やテーマ、取材対象などを練りあげていきます。取材から記事の作成に至っては、大人たちも積極的に加わり、文章の書き方や表現の方法など、こどもたちと共に考えていきます。

多様な生活文化が交わるような場を創造する

こどもたちは、活動を通じて彼ら目線で地域を捉え直していきます。地域の資源、人の営み、環境の魅力や豊かさに気づくこともあれば、地域の課題と向き合うこともあるでしょう。また、大人の知らないこどもたちの流行や、気持ち、生活文化を発信し、時には疑問を大人にぶつけることで、大人たちもまた、こどもたちの視点を通じて地域を捉え直していきます。こどもたちによって、地域は再構築され新しい景色を見せてくれます。「こどもたちがつくるまちのメディア」を通じて、こどもと大人、多様な生活文化が交わるような場を創造していきます。