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2019年の記事一覧です。

中学生プロジェクト初となる取材は、CAFE「べーぐるきっちん」にご協力いただきました。中学生記者は少し緊張気味でしたが、店長である柴崎さんの気さくな人柄のおかげで、和やかな雰囲気で取材をすることができました。


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今年度からスタートした中学生プロジェクト。フリーペーパーを年に2回発行し、市内の中学生にもれなく配布する予定です。プロジェクトは、企画・構成会議を終え、本格的な制作段階に入りました。

初めてとなる取材は、四街道駅北口から徒歩3分にある「CAFE&地元野菜ベーグルサンドの店、べーぐるきっちん」にご協力いただきました。

取材に訪れたのは、こども記者のOGである2名。こども記者として何度も取材を行なった経験がありますが、中学生記者としては初めての取材になります。

少々緊張気味なのでしょうか?なんだかカタイな・・大丈夫かな・・とちょっと心配になりました。

その不安を払拭するような温かい笑顔で、中学生記者を迎え入れてくれたのが、べーぐるきっちん代表の柴崎正和さん。

「僕の方が緊張するなぁ」と場を和ませ、「どんなことでもいいので、遠慮なく聞いてください」と終始笑顔を絶やしません。和やかな雰囲気でインタビューが進みました。

柴崎さんからは、店の名前やロゴマークに隠された食材へのこだわり、地元の農業や農家との繋がり、新しいメニュー開発への挑戦などについて、熱心かつ丁寧にお話いただきました。中学生記者はメモを取りながら、それらのお話に聞き入っていました。


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さて、インタビューと同じくらい重要な作業となるのが写真撮影です。

どのような写真を撮るのか、予め打ち合わせをしました。料理はアップの写真がいい、柴崎さんの写真は自然に話しをしている感じがいい、などなど。

デジタルカメラを手にとって、いざ撮影!と思いきや、カメラは電池切れで動きません...

これは、カメラを用意した大人スタッフの確認不足でした・・なんともモウシワケナイ。

急遽、携帯電話のカメラ機能を使って、撮影をすることになりましたが、「iPhoneのカメラの方が、性能がいいからね~」などと、苦し紛れの言い訳をする大人スタッフでした。

さてさて、大人スタッフの失態はさておき、今回の取材は「べーぐるきっちん」からとても歓迎されました。「中学生から注目してもらえたのが嬉しい」、「これを機にもっと中学生にお店に来てもらいたい。そのためのサービスを考えている」と柴崎さん。

差し当たり、「こどもたちがつくるまちのメディア」を掲げるこども記者クラブの面目躍如といったところでしょうか。

今回の取材が、これからどのような記事になっていくのか、とても楽しみです。


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フリーペーパー創刊に向けた企画・構成会議も、いよいよ大詰めです。今まで出たアイデアを絞り込み、構成とテーマを決定。さらに、テーマごとに編集者を選出しました。


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今年度からスタートした中学生プロジェクト。フリーペーパーを年に2回発行し、市内の中学生にもれなく配布する予定です。

最初のステップとなる企画・構成会議ですが、6月から継続してテーマのアイデア出しを行なってきました。

その作業も大詰めを迎え、8月9日と11日の2日間、集中して会議を開催しました。今までに出たアイデアを絞り込み、B5版で全24ページを予定しているフリーペーパーの構成とテーマを決めるためです。

「中学生の、中学生による、中学生のためのフリーペーパー」をコンセプトに、時間をかけて全員参加で積み上げてきたアイデア。集中と分散を繰り返しながら、少しずつ形が見えてきました。

そこで、およそ10個のテーマに絞り込み、ページを割り当てていく作業を行ないました。
例えば、「特集記事のテーマは各中学校へのインタビュー、見開き4ページ」といった具合です。平行して、できるだけ具体的な取材対象を設定していきました。「特集記事のインタビュー対象者は生徒会」など。

ここまで決まったら、しめたもの。あとは、テーマごとに担当者を選出していきます。

担当者とは、いわゆる編集者のこと。ページのデザイン・レイアウトから、取材・原稿執筆・編集まで、一連の作業を責任を持って進めなければなりません。

話が脇に逸れて恐縮ですが、素人スタッフである筆者、「編集者の仕事」がよくわかっていません... 人気作家の村上龍が執筆してミリオンセラーとなった「13歳のハローワーク」で調べてみると、

「雑誌や書籍などの本全体やページの一部を企画して編集する人のことを編集者という。基本的な編集作業はもちろん、企画の立案から、ライター、カメラマン、デザイナー、イラストレーター、モデルなどの手配、取材の手配、印刷や製本まですべてを担当する。その核になる編集作業は、ライターの書いた原稿や、写真素材、参考データ、挿絵、説明図などを、具体的に誌面の形にまとめていく、雑誌制作のディレクター的な役割を持つ」

とあります。ふむふむ、勉強になるな... 雑誌制作におけるディレクターなのか。すると、このフリーペーパー制作では、テーマ毎にディレクターを設け、それを束ねるのが編集長になるわけだ...と独り言。

それはさておき話を会議に戻すと、中学生記者の自発的な参加によって、各テーマの編集者がスムーズに選出されました。編集長は前回選出済みです。これをもって、企画・構成会議は無事に終了となりました。

ほっと一息といったところですが、ここから本格的な制作作業が始まると言っても過言ではありません。

がんばれ、中学生編集者!


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今年度からスタートした中学生プロジェクト。今日は企画・構成会議の合間を縫って、見本となるフリーペーパーを集めました。


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今年度から、こども記者クラブが新たに取組む中学生プロジェクト。フリーペーパーを年に2回発行し、市内の中学生にもれなく配布する予定です。

今回の活動は、前回に引き続き、みんなでテーマのアイデア出しを行いました。

前回の復習も兼ねて、さらに多くのアイデアを出していきます。できるだけ多くのアイデアを出し、その中から良いものを絞ってテーマにするためです。

一方、個々人から出てくるアイデアにはどうしても限界があるもの・・そこで、参考にするため、既存のフリーペーパーを集めてみることにしました。

訪れたのは、そごう千葉店ジュンヌ館3階、16の小さな専門書店にある「FREE BOOKS トリノス」。

ここには、全国から集められたユニークなフリーペーパーがたくさんあります。「フリーペーパーやフリーマガジンだって作り手がいて読者がいる。その正当な価値を保有しておける「場所」を作りたい」との発想から生まれた場所とのこと。

棚いっぱいに置かれた様々なフリーペーパー。その中から、めいめい気に入ったものを選び取りました。

鞄の中はフリーペーパーでいっぱいに。鞄を忘れた中学生記者は、たくさんのフリーペーパーを抱えて帰りの電車に乗るはめになりました......。


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次回の活動では、持ち帰った様々なフリーペーパーを参考にしながら、今まで出したアイデアを絞り込んで、テーマを決定します。その作業は、中学生編集長が中心となって行なわれる予定です。

編集長の辣腕に期待です!

今年度からスタートした中学生プロジェクト。「中学生の、中学生による、中学生のためのフリーペーパー」の作成に向け、最初のステップとなる企画・構成会議を行いました。


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今年度から、こども記者クラブが新たに取組む、中学生プロジェクト。クラブが掲げてきた従来のコンセプトとプロセスをそのままに、活動の主役となるこども記者の対象を中学生に拡大したものです。

具体的な活動としては、フリーペーパーを年に2回発行し、市内の中学生にもれなく配布します。そのコンセプトは、前回の活動で「中学生の、中学生による、中学生のためのフリーペーパー」と位置づけられました。

今回の活動では、10月に予定している第1回目の発行に向けて、最初のステップとなる企画・構成会議を行いました。

B5版で24ページを予定しているフリーペーパー。まずは、24ページの構成案を考えなくてはなりません。

当然のことですが、全ページに記事が掲載できるわけではありません。表紙、裏表紙はもちろんのこと、目次やライター紹介・編集後記などの情報を載せるページも必要となります。プロのデザイナーである大人スタッフのサポートを受けて、全体の構成を決めていきました。

さて、構成が決まれば、次は記事のテーマ選びです。

コンセプトである「中学生の、中学生による、中学生のためのフリーペーパー」を再度確認した上で、みんなでテーマのアイデア出しを行います。まずは、出来る限り多くのアイデアを出し、その中から適切なものを絞ってテーマとすることにしました。

そこで、大人スタッフも童心に帰って(中学生になった気持ちで)、積極的にアイデア出しに参加しました。

「中学生が興味・関心を持っていることは何か?」全員参加で頭からひねり出します。

色々なアイデアが出てくる中で、筆者が面白いと感じたのは、「もし有名人にインタビューができるなら誰がいいか」の話し合いです。大人スタッフからは、スポーツ選手や歌手などの名前が挙がりましたが、中学生記者から出てきた名前は、なんとYouTuber(ユーチューバー)でした。

これには大人スタッフ一同ビックリ。「中学生がインタビューしたい有名人はYouTuberなんだ・・」ジェネレーションギャップを感じずにはいられない瞬間でした。

さてさて、YouTuberへのインタビューが実現するかはさておき、次回の活動でも引き続き企画のアイデア出しを続け、具体的にどう取材まで結びつけるかも考えた上で、適切な企画を絞り込む予定です。


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こども記者クラブは、今年度から活動を拡大!中学生記者によるフリーペーパーの作成・配布を行ないます。

そのためにまずしなければならないのは、記者の募集です。そのチラシ作りを、こども記者OB・OGである中学生が中心になって行ないました。


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「中学生プロジェクト」は、今年度からコラボ四街道の助成を得て、こども記者クラブが新たに取組むプロジェクト。

こども記者クラブが掲げてきた、「こどもたちがつくるまちのメディア」というコンセプトと、「こどもたちと共につくるメディア」というプロセスをそのままに、活動の主役となるこども記者の対象をさらに拡大。四街道市内の中学生(1~3年生)を対象とします。

具体的な活動としては、中学生のこども記者が中心となって、年に2回印刷物を作成。四街道市の協力のもと、フリーペーパーとして市内の中学校にもれなく配布する予定です。

プロジェクトを開始するにあたり、はじめの一歩となる活動は、主役となる中学生こども記者の募集です。そこで、今日は募集のためのチラシ作りを行ないました。

参加してくれたのは、こども記者のOB・OGである中学生です。

小学生からこども記者クラブで腕を磨いてきたOB・OGにとって、チラシ作りなどお手のもの(?)。初めて活動に参加した筆者とは大違いで、テキパキ、サクサクと作業をこなしていきます。

盛り込む必要がある情報の洗い出し、どのような体裁のするかなどの方向性などが、ブレインストーミング(参加者が自由に意見を述べることで、多彩なアイデアを得るための会議手法)で、あれよあれよという間に決まっていきます。

今回のチラシでは、イラストをアイキヤッチにして見やすくすること、適切なキャッチコピーで内容をわかりやすく伝えることになりました。

さらに、ブレインストーミングで得られた情報をもとにして構成を考えます。構成がきまると、いよいよメインとなるイラストとキャッチコピーの作成です。さすがにこの作業は少々時間がかかりましたが、予定時間をちょっと過ぎたくらいで、無事に終了。今日予定していたすべての活動をこなしました。

OB・OGの手際の良さに、すっかり感心するとともに、しっかり感動した一日でした。

なお、チラシは体裁を整えて、今月中に完成予定です。


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さてさて、いよいよ始動した「中学生プロジェクト」。今後の進行状況についても、随時スタッフブログやフェイスブックなどでお知らせしていく予定です。どうぞ楽しみにお待ちください!